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茶花小学校で食育を題材にした読み聞かせ会(第四回目)

  • 2018年6月7日
  • 読了時間: 3分

本日は与論町立茶花小学校で食育を題材にした読み聞かせ会を行ってきました。

第四回目となる今回のテーマは「サンドイッチ」。

朝日新聞社「食」取材班から出版された中のサンドイッチの想い出の記事を抜粋し、少女が経験した昔の甘酸っぱくほろ苦い夏の想い出の実話談を生徒たちに聞かせました。

お話をざっくり言えば、真夏の日差しがまぶしい時期のある想い出の話し。当時小学校四年生の女の子が弟とお父さんと仕事でお世話になっている先輩の自宅に横浜から湘南まで、お母さんのつくってくれたおにぎりを持って遊びに行くんですが、そこでは普段目にしない日常とかけ離れた豪勢なお屋敷や上品さを際立たせたご夫人との出逢い。

当時では珍しかった100%果汁のジュースが出されたり、湘南の浜辺で砂遊びなどをしてしばし楽しんでおられたようです。

銀のトレーに敷かれた白いレースペーパーと一緒にサンドイッチや楊枝に刺されたオリーブの実。

「召し上がれ」

ご夫人から差し出された美味しそうなサンドイッチ。

お母さんのつくってくれたおにぎりがあることを知っていた女の子は、出されたサンドイッチをかたくなに拒ぶことしかできなかったそうです。

お母さんのつくってくれたおにぎりもサンドイッチも食べないまま、横浜の自宅に帰宅し、今日の出来事を弟と話し合っていた時、偶然台所に目を移した際、お母さんがしゃがみこんで食べなかったおにぎりを黙々と食べていた母を見て、慌てて布団に潜り込んで涙を流したそうです。

このお話は食の想い出なんだけど、すごく切なくなるお話なんです。

なぜこの時、涙を流したのか?

その理由を生徒のみんなと考えてみました。

色々と思うがままに意見を述べてくれました。

お母さんのつくってくれたおにぎりの中に、愛情をたくさん理解していた女の子の気持ち。

食べなかったおにぎりをお母さんが黙って静かに食べていた姿が、とても切なく感じたことが感情に出てしまったのではないかなと、お話の終わりに僕から一言添えさせていただきました。

いつもご飯をつくってくれるつくり手の身近なお母さん、お父さんがどんな気持ちでお弁当をつくっているのか、毎日学校給食をつくってくれる方々の気持ちも含めて…少しでも考えさせる事が食を大切に考えるきっかけになればという想いの中で今回はこのようなテーマにしてみました。

紙芝居では食べられる国と食べれない国、食のバランスを崩してしまうことが骨折に繋がり大怪我をしてしまうことなどから、しっかり残さず食べることを促しました。

時間も限られているので、全部が全部伝えるのは難しいけど、何か一つでも伝えることができ、その一つを忘れないで欲しいなと思います。

ちゃんと聞いてくれた生徒の子達、食べ残しや手付かずのものが生じる社会問題とされる大量廃棄。

今日も明日に食の素晴らしさが伝わることを願っています。

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